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コロナ禍で札幌のオフィス賃料は下がったのか?

札幌のオフィス賃料相場と推移 ※2020年12月時点

起業や独立、オフィスの移転などを検討されている経営者や個人事業主にとってオフィス賃料の動向は気になるところです。

東京2020オリンピック競技大会の開催予定地でもあった札幌。インバウンド需要の低下、オリンピックの延期などで経済が低迷する中、現在の相場はどうなっているのでしょうか?

まずはじめに、札幌市の賃料相場は大きく分けて4つの地域に分類されています。

① 札幌駅前通りエリア
② 大通駅周辺エリア
③ 西11丁目駅周辺エリア
④ 札幌駅北口エリア

結論から先に申し上げると、実はこれらの地域の賃料相場はそれほど下がってはいません。むしろ、②の大通駅周辺エリアや③の西11丁目駅周辺エリアの中・小規模の坪数では賃料が上昇傾向にあります。また、①の札幌駅前通りエリアや④の札幌駅北口エリアでは、賃料が下がっている傾向にありますがそれほど大きな下落率ではありません。

おそらく、大規模オフィスの事業規模縮小や、札幌駅などの中心部から少し外れたエリアを希望される方が多いため、中・小規模なオフィスは依然として人気があり、同時に賃料も上昇傾向にあるものだと思われます。

規模・坪数別賃料の推移

2017年当時と2020年現在を比較すると、どの坪数のオフィス賃料も上昇傾向にあります。また、空室率も2%前後と依然として低い状況が続いています。

◆2017年11月の賃料相場

坪数賃料
20-100坪7,081円/坪
100-299坪8,248円/坪
300坪以上14,125円/坪

◆2020年10月の賃料相場

坪数賃料
20-100坪8,793円/坪
100-299坪11,483円/坪
300坪以上16,648円/坪

いかがでしたでしょうか?

イメージとは違うな…と感じられた方が多いと思います。コロナでダメージを受けながらもこの状況ですので、当初の予定通りオリンピックが開催されていたら、おそらくかなり賃料は高騰していたはずです。

以前から札幌にオフィスを構えられている方の中には、もしかしたら2019年後半くらいからオフィス賃料の値上げ交渉をされていた経営者も多かったかもしれません。

現在はこのような状況ですが、2021年以降コロナが収束した際には、再び賃料が上昇する可能性もありますので、その動向には注意が必要です。

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