釧路湿原の雄大な景色を列車の窓から楽しめる「くしろ湿原ノロッコ号」。
乗ってみたいと思ったものの、「予約は必要?」「えきねっとで買える?」「いつから予約できる?」と迷う方も多いでしょう。
2026年は現行車両のラストイヤーでもあり、人気日程は早めの準備が安心です。
この記事では、ノロッコ号の予約方法や料金、運転日、座席選び、釧路湿原観光と組み合わせるコツまで、初めて乗る方にもわかりやすく紹介します。
釧路湿原 ノロッコ号 予約ガイド|予約方法と発売日を解説

釧路湿原をのんびり走る「くしろ湿原ノロッコ号」に乗るなら、まず押さえておきたいのが予約方法です。2026年のノロッコ号は全車指定席で運転されているため、基本的には乗車前に座席を確保しておく必要があります。特に休日やラストイヤーの日程では、早めに予定を決めておくと安心です。
釧路湿原のノロッコ号は全車指定席で予約が必要
2026年のくしろ湿原ノロッコ号は全車指定席です。
そのため「とりあえず釧路駅へ行けば自由席に乗れる」と考えないよう注意しましょう。
乗車するには、基本的に「乗車券」と「指定席券」の2つが必要です。
初めて利用すると少し難しく感じるかもしれませんが、予約そのものは一般的なJRの指定席とほぼ同じです。
旅行日が決まったら、まず運転日を確認し、そのうえで希望する列車の指定席を確保しましょう。
ノロッコ号の予約は乗車日の1か月前から
ノロッコ号の指定席は、原則として乗車日の1か月前から発売されます。
JRの指定席は通常、1か月前の午前10時から発売されるため、人気日を狙うなら発売日をあらかじめ確認しておくと安心です。
例えば10月1日に乗車する場合、通常は9月1日午前10時が発売開始の目安です。
特に土日祝日、連休、紅葉や夕日の時期、ラストランに近い日は予約が集中する可能性があります。
「旅行の日程を決めてから予約しよう」ではなく、発売日を基準に旅行計画を組む方法もおすすめです。
えきねっとを使えばオンラインで予約できる
もっとも利用しやすい方法の一つが、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」です。
スマートフォンやパソコンから申し込めるため、北海道以外に住んでいる方でも事前に準備できます。
えきねっとには、通常の発売開始より前に申し込みを受け付ける「事前受付」という仕組みもあります。
ただし、事前受付は座席の確保を保証するものではありません。
希望列車が表示されるか、利用できる商品は何かを申込画面で確認し、予約成立後は列車名・日付・区間・人数を必ずチェックしましょう。
みどりの窓口でもノロッコ号を予約できる
インターネット操作が苦手な方なら、全国のJRのみどりの窓口で予約する方法もあります。
「○月○日のくしろ湿原ノロッコ号で、釧路から塘路まで」と伝えれば相談しながら購入できるため、鉄道旅行に慣れていない方にもわかりやすい方法です。
ただし、発売直後から人気が集中する列車の場合、窓口へ行った時点ですでに満席という可能性もあります。遠方から北海道旅行を予定している場合は、えきねっとも選択肢に入れておくと動きやすいでしょう。
チケットレス指定席でも乗車券は別に必要
くしろ湿原ノロッコ号では「在来線チケットレス座席指定券」を利用できる場合があります。
指定席券を駅で受け取らずに利用できるため、旅行当日の手間を減らせるのがメリットです。
ただし、ここで注意したいのが乗車券です。
チケットレスになるのは座席指定券部分であり、乗車券は別途必要です。
また、ノロッコ号が走る釧路周辺の区間では交通系ICカードをそのまま乗車券代わりに利用できません。
紙の乗車券が必要になるケースがあるため、予約時に確認しておきましょう。
釧路から塘路までの料金はいくら?
2026年の釧路~塘路間は、大人片道で乗車券680円、指定席券1,000円、合計1,680円が目安です。
こども料金は原則として半額になります。
| 区間 | 乗車券 | 指定席券 | 大人片道合計 |
|---|---|---|---|
| 釧路~塘路 | 680円 | 1,000円 | 1,680円 |
往復する場合は単純計算で大人3,360円が目安です。
ただし、利用するきっぷや乗車区間によって料金は変わります。
ノロッコ川湯温泉号など通常とは異なる区間を利用するときは、予約前に最新料金を確認してください。
ノロッコ号が満席だったときの確認方法
希望列車が満席でも、すぐ旅行自体を諦める必要はありません。
キャンセルによって空席が出ることもあるため、えきねっとで時間を置いて確認すると座席が見つかる場合があります。
また、2往復運転日なら別の時間帯を探す方法もあります。
往路と復路の両方をノロッコ号にこだわらず、「行きはノロッコ号、帰りは普通列車」のように組み替える方法も検討できます。
ただし列車本数が多い路線ではないため、変更するときは必ず帰りの時刻まで確認してから決めましょう。
釧路湿原のノロッコ号を予約する前に2026年の運転日を確認
ノロッコ号は毎日走っている列車ではありません。
運転日によって1往復の日、2往復の日、特別運転の日が異なります。
そのため、予約画面を開く前にJR北海道が公開している運転カレンダーを確認しておくことが大切です。特に2026年は現行車両のラストイヤーなので、例年以上に日程確認が重要になります。
2026年の通常ノロッコ号の運転日と時刻
2026年9月14日時点では、9月14日~18日に通常の1往復運転、10月1日~4日には2往復運転が予定されています。
通常の代表的な時刻は次の通りです。
| 列車 | 釧路 | 塘路 |
|---|---|---|
| ノロッコ2号 | 11:06発 | 11:51着 |
| ノロッコ1号 | 12:17発 | 13:05着 |
| ノロッコ4号 | 13:34発 | 14:16着 |
| ノロッコ3号 | 14:50発 | 15:34着 |
運転日によって設定列車が違うため、時間だけを見て予約しないのがポイントです。
夕陽ノロッコ号や川湯温泉号も運転される
2026年9月19日には釧路~川湯温泉間を走る「ノロッコ川湯温泉号」が予定されています。
さらに9月20日~30日には「夕陽ノロッコ号」が運転予定です。
釧路を15時23分に出発し、塘路から17時02分に戻る設定で、夕暮れ時の釧路湿原を楽しめるよう組まれています。
通常のノロッコ号とは時刻や楽しみ方が異なるため、夕景を目当てにするならこちらも魅力的です。
天候によって夕日の見え方は変わりますが、それも湿原旅行ならではの楽しみでしょう。
2026年は現行車両のラストイヤーなので早めの予約がおすすめ
JR北海道は、現行の2代目くしろ湿原ノロッコ号車両について、2026年をもって運転を終了すると発表しています。
さらに10月9日にはノロッコ川湯温泉号、
10月10日にはくしろ湿原ノロッコ1・2号によるラストランが予定されています。
「いつか乗ってみたい」と思っていた方にとって、2026年は特別な一年です。
特に最終運転日は通常以上の需要が見込まれるため、発売状況を早めに確認したいところです。
釧路湿原のノロッコ号ではどの座席を予約する?
せっかくノロッコ号に乗るなら、座席選びも気になるところです。
ただし、釧路湿原では景色が一方向だけに現れるわけではありません。湿原、釧路川、野生動物など見どころは次々に変化します。座席だけにこだわりすぎず、車両の特徴や旅行スタイルから選ぶと満足しやすくなります。
展望客車なら釧路湿原の雄大な景色を楽しみやすい
ノロッコ号の魅力を象徴しているのが展望客車です。
大きな窓を備えた客車から、広々とした釧路湿原や蛇行する釧路川を眺められます。
列車がゆったり進むので、普通列車とは違った気分で景色を楽しめるでしょう。
写真撮影をしたい方も多いと思いますが、野生動物や自然景観は予定通り現れるものではありません。カメラばかりに集中せず、目の前に広がる湿原そのものを楽しむ時間も残しておきたいところです。
座席だけでなく時間帯や天候も考えて予約する
「右側と左側のどちらがいい?」と気になる方もいるでしょう。しかし釧路湿原の表情は、天候や季節、時間帯によって大きく変わります。
晴天の日は遠くまで見渡せますが、霧の湿原にも独特の美しさがあります。
秋なら夕日の時間帯も魅力的です。
座席位置だけで旅行の満足度が決まるわけではないため、乗りたい時間やその後の観光計画を優先して選ぶのがおすすめです。
家族旅行やグループ旅行では早めに並び席を確保する
家族や友人同士で利用する場合は、一人旅以上に早めの予約を意識しましょう。
空席が残っていても、人数分の座席が離れてしまう可能性があります。
特に3~4人以上で旅行する場合、発売から時間がたつほど希望するまとまりで座りにくくなります。
予約完了後は、人数だけでなく座席番号も確認しておくと安心です。
小さな子どもと一緒の場合は、乗車前のトイレや飲み物の準備も済ませておくと落ち着いて景色を楽しめます。
ノロッコ号の予約と一緒に考えたい釧路湿原の観光プラン
ノロッコ号は「乗ること」自体が目的になる観光列車ですが、途中駅で降りると釧路湿原をより深く楽しめます。予約するときに往復の列車だけを決めるのではなく、「どこで降りて何を見るか」まで考えておくと旅行の充実度が一気に上がります。
釧路から塘路まで往復して車窓を満喫する
初めての方にわかりやすいのが、釧路から塘路まで乗車するプランです。
釧路の市街地を離れるにつれ、少しずつ風景が変わり、やがて湿原らしい広大な景色が見えてきます。片道だけでも楽しめますが、往復すれば行きに見逃した景色を帰りに楽しめることもあります。
ただし往復ともノロッコ号が利用できるかどうかは運転日によります。
予約前に往路・復路それぞれの時刻を確認しましょう。
釧路湿原駅で降りて細岡展望台を訪れる
途中下車を楽しみたい方に人気なのが釧路湿原駅周辺です。
釧路湿原を代表する展望スポットの一つ「細岡展望台」では、蛇行する釧路川と広大な湿原、遠くの山々まで見渡せます。
近くには細岡ビジターズ・ラウンジもあり、釧路湿原国立公園連絡協議会によると通年開館で、
4~9月は9時~18時、10~3月は10時~16時です。
入館料は無料です。
列車の待ち時間も含めて計画し、無理のない散策時間を確保しましょう。
塘路や釧路川周辺の自然観光と組み合わせる
塘路周辺まで足を延ばすなら、釧路川や塘路湖周辺の自然体験と組み合わせる方法もあります。
環境省も、釧路湿原ではカヌーツアーなどの自然体験を見どころとして紹介しています。
特に塘路湖から細岡付近は、釧路川を身近に感じられるエリアです。
ただしアクティビティは所要時間が長くなる場合があります。
列車の発車時間に追われるとせっかくの旅行が慌ただしくなるため、予約時間には十分な余裕を持たせてください。
釧路湿原のノロッコ号を予約するときの注意点
指定席が取れれば準備完了と思いがちですが、当日に慌てないためにはもう少しだけ確認しておきたいことがあります。
釧路周辺は都市部の鉄道旅行とは勝手が違う部分もあります。
きっぷ、時刻、服装を事前に整えておけば、当日は車窓の景色に集中できます。
釧路駅には時間に余裕を持って到着する
JR北海道は、ノロッコ号の発車前には釧路駅の窓口や券売機が混雑することがあるため、時間に余裕を持つよう案内しています。
特に紙の乗車券を当日に受け取る予定なら、発車直前の到着は避けたいところです。
釧路駅から乗る場合、現在の公式案内では3番ホームから発車します。
駅に着いたら発車標も確認し、飲み物やトイレなどの準備を早めに済ませておきましょう。
気温差や天候を考えて服装を準備する
釧路湿原は、同じ北海道旅行でも札幌などとは体感温度が違うことがあります。
特に朝夕や秋の夕方は冷えやすく、列車を降りて展望台を歩くと風を強く感じる日もあります。
薄手の上着や羽織れるものが1枚あると安心です。
細岡展望台などへ歩く予定なら、歩きやすい靴も用意しましょう。
雨天時には足元が濡れることもあるため、天気予報を確認して準備してください。
運転日や時刻の変更はJR北海道公式サイトで最終確認する
ノロッコ号の運転日や時刻、編成は変更される可能性があります。
旅行ブログやSNSは計画の参考になりますが、最終確認にはJR北海道の「くしろ湿原ノロッコ号」公式ページ(https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/kushironorokko/)を利用するのが安心です。
予約後も、旅行前日または当日に運行情報を確認しておきましょう。
2026年は現行車両のラストイヤーです。
湿原の風を感じながらゆっくり進むノロッコ号でしか味わえない時間があります。
予約方法を早めに確認し、余裕を持った釧路湿原の旅を計画してみてください。
まとめ
釧路湿原のくしろ湿原ノロッコ号は、2026年は全車指定席で運転されているため、乗車前の予約が基本です。
指定席は原則として乗車日の1か月前から発売され、えきねっとや全国のみどりの窓口で購入できます。
釧路~塘路間は大人片道1,680円が目安で、チケットレス座席指定券を利用する場合も乗車券は別途必要です。2026年は現行車両のラストイヤーで、10月9日・10日にはラストランも予定されています。
乗りたい日が決まったら、まずJR北海道公式サイトで運転日を確認し、発売日を待たずに予約スケジュールまで決めておきましょう。
細岡展望台など周辺観光も組み合わせれば、釧路湿原の魅力をより深く味わえる旅になります。



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